「テメェ」




一誠が神谷くんを見て、ふっと口角をあげる。





「やってくれんじゃねーか」



「だから言ったでしょ?
勝つよ、やるからには」





それから、ゲームは一進一退の攻防戦。





両者どちらも譲らない。






一誠が派手なダンクシュートを決めれば




神谷くんが綺麗なフォームからスリーポイントを決める。





…ていうか、2人とも何者!?





現役バスケ部が萎縮してるし。





特に一誠…





「だから川崎ぃ、そこはパスだろ!ボケェ!!」





おまえはコーチか!?