「おい爽やか生徒会、言っとくけどぜーて負けねぇからな!」 はじめのジャンプボール。 小林先生(審判)の持つボールをはさんで、一誠と神谷くんが向かい合う。 「俺もそのつもりだけど?」 神谷くんが爽やかスマイルで一誠を圧倒すると、奴はギリ、と歯ぎしりをした。 「…は、言ってくれるじゃん」 「…おい湊、ラインから出るな!」 そんで注意されてるし。 小林先生の放ったボールが、高く真上にあがる。 …飛んだのは2人同時。 先にボールに触れたのは 一誠。