「お〜っ!」となぜか盛り上がる男子たちと




「湊くんカッコイイ〜!♡」




と歓声をあげる女子達…。




どこが!?




ただ自己中なだけじゃん!





「ちょっと一誠、何言って…」





あたしは慌てて一誠の暴走を止めようとしたけど





「いいよ」




あろうことか、神谷くんはニコッと笑ってその挑戦を受け入れた。





か、神谷くん…心広すぎ!!






「でも俺、一応中学バスケ部だったけど、大丈夫?」




ニコニコしながらそう言う神谷くんに、一誠がフッと不敵に口角をあげる。





「心配すんな。
俺は中学も今も帰宅部だ」




え…それ全然張り合えてないけど、バカなの?





そしてなぜか、今日はA組男子vs.E組男子のゲームが行われることになってしまった。




先生いわくエキシビションマッチ…





なんの!?