「…はぁ〜ぁ……」




「…月曜の朝から何、そのため息。気分わる」




登校してきたのんちゃんが、机に突っ伏しため息をつくあたしを見て、ゲンナリしたようにそう言った。



「あー…のんちゃん。オハヨー」




顔だけあげて挨拶するあたしに、頬を引きつらせるのんちゃん。





「…昨日、四人で遊び行ったんでしょ?
どうだった?」





…昨日………。







「のんちゃんあたし…自分が何をしたいのか分からない…」



「はい?」







あたしは蘭子ちゃんに一誠とのことを応援して欲しいと言われたこと、そして昨日の観覧車の中でのこと…



全部を話した。






するとのんちゃんは一言





「…あんたバカ?」