一誠と自分の分のお水を持って戻ってきた蘭子ちゃん。




「ね?湊くん」




すると一誠は、蘭子ちゃんが置いてくれたコップをグワッと物凄い勢いで一気飲みした。




そしてそれをテーブルに叩きつけるように置き、あたしを睨む。





「は?な、なに」



「…別になんでもねーけど」



「いや睨んでるじゃん思いっきり…」





「あっそーだ!」




すると突然、蘭子ちゃんが声を張り上げた。






「今度、四人でどっか遊び行かないっ?」