なぜかちょっと頬を赤くしながら、怒鳴るようにそう言う一誠。 ていうか、あたしのクラスに来るのなんてすごく久しぶり… 「希咲ちゃん」 その時、プリントを持った神谷くんがやってきた。 「あのさ、来週のドッジボール大会のことなんだけど…」 「おっせーよ」 神谷くんの持つプリントを覗き込もうとした瞬間、それに割って入るように一誠が現れた。