「…てゆーかおまえ、ほんとに何も覚えてないんだな」 「…え」 覚えてないって、何が… 「とにかく!」 「ちょ!?」 キョトン、とするあたしの鼻を、一誠がギュッと摘まんだ。 「お前が俺のこと幼なじみとしか見てないことくらい、とっっくに分かってんだよ。だから幼なじみやめるって言ってんの。 俺のこと、一度でいいからちゃんと…男として見てろよ、希咲」