保健室の時も


…思わずアイツを、ベッドに押し倒した時も。




希咲の目って、なんか近くでみるとすげー…キラキラしてんだよ。

あの目を近くでみると、ヤバい。



俺の理性も計画も、あっという間にどこかに消える。






ほんとは告白は、もっとじっくりと、ちゃんと言葉を考えて、こう、ムードとか?をだな、大事にしてするつもりだったのに、




アイツが他の男に簡単に名前呼ばせてたりするから、頭きて………






まぁ、いい!





俺は抱えていた頭をあげて、無理やり切り替える。





言っちゃったもんは仕方ねーし。



あのまま距離取る作戦続けてても、神谷との距離が近づき過ぎたりしたらシャレになんねーし。





…あいつ、テンパってんだろーな、今頃…




なんて考えながら、何気なく窓の外に視線をうつすと







……希咲!?