教卓の上に置いてある、数十冊のノート。 げー。これをか弱い女子に運ばすか?普通! 怒りながらも、ふんっと仕方なくノートを持ち上げる。 お、重っ! 足をフラつかせながらも、どうにか歩き出そうとした時 ふっと、半分以上ノートがなくなって 開けた視界に、ノートを持った神谷くんが見えた。 「手伝うよ、俺も」 「あ、ありがとう…!」 くーっ!やっぱり神谷くん紳士!最高!