「ね〜、お母さん!
今日は優くんとたくさんお話した~」

「美咲、またその話し?
優くんもいいけど…
ちゃんとした友達作りなさい !
5年生にもなって友達1人もいないの?」



「…お母さんのバカ!!!
優くんは友達だもん!!

どうしてわかってくれないの?…」

もう、いい。もう、知らない。
お母さんなんて大っ嫌い。
どうしてわかってくれないの。

ポロッて涙が出て止まらない …

すると…

「どうした?美咲 …」

「優くぐぅぅぅんん」 グスっ

私の頭を優しく撫でてくれた優くんはとても大人っぽくて…。

話を全部話すと 、
「そうか…。けどま、俺は美咲と会えるだけで周りはどうでもいいよ」


もう、優くん大好き 。。

私は無理やりニコッって笑って、

「私もっ」って。