「修子ちゃんが、写真撮って来いって言ってたやつ?」
「うん…時間どれぐらいかかった?」
「う〜んと、6分…え?セーバーより速いじゃん」
「…帰りは、ゆっくり行こうか」
深谷君はオレの手を離すと、宮殿のすぐ近くに着地した。
少し遅れて自分も着地すると、辺りを見渡した。
半壊しているとはいえ近くで見ると、宮殿がかなり大きい事が分かる…
壊れかけた正面入口の階段を上がって、図書館の入口がある廊下を歩いて行くと、深谷君が片膝をついて入口の扉を開けた。
全ての段取りを完璧に行っていく様子を、頼もしく思いながら、その後ろ姿をボンヤリ見ていると声がかけられた。
「じゃあ、行こうか」
「…え?」
「…大丈夫?」
深谷君の黒い瞳が、心配そうにのぞき込んだ。
ハッとして周りを見渡すと、いつの間にか図書館にたどり着いていて、中央のカウンターに深谷君が本を返している所だった。
「うん…時間どれぐらいかかった?」
「う〜んと、6分…え?セーバーより速いじゃん」
「…帰りは、ゆっくり行こうか」
深谷君はオレの手を離すと、宮殿のすぐ近くに着地した。
少し遅れて自分も着地すると、辺りを見渡した。
半壊しているとはいえ近くで見ると、宮殿がかなり大きい事が分かる…
壊れかけた正面入口の階段を上がって、図書館の入口がある廊下を歩いて行くと、深谷君が片膝をついて入口の扉を開けた。
全ての段取りを完璧に行っていく様子を、頼もしく思いながら、その後ろ姿をボンヤリ見ていると声がかけられた。
「じゃあ、行こうか」
「…え?」
「…大丈夫?」
深谷君の黒い瞳が、心配そうにのぞき込んだ。
ハッとして周りを見渡すと、いつの間にか図書館にたどり着いていて、中央のカウンターに深谷君が本を返している所だった。



