海の花は雪・2

翌日…朝起きてみると、山形さんが起きていた。

「おはようございます…すごいですね、作家さんて…」

「おはよ〜もう朝?信じらんない…寝るわ〜」

山形さんはそう言うと、目の周りをマッサージしながら、そのまま床に倒れ込んだ。

タオルケットを山形さんにかけながらテーブルの上を見ると、書き込まれたルーズリーフの枚数の多さに感心してしまう…

起こさないように朝の支度をし、台所でチャーハンを作ると、ラップをして山形さんのお昼にと冷蔵庫に入れた。

それから昨日、山形さんが手を付けなかったサンドイッチを食べながら、山形さんにメッセージを書き置きし…

植物に水をあげて回ると、窓から差し込む日差しのまぶしさに目を細めた。

今日も快晴で、絶好の探検日和だ。

合い鍵をテーブルの上に置いてアパートを出ると、学校に向けて自転車を走らせた。

今日は早めに行って、図書館に行こう…

課題図書が何なのかも知らないからな〜