海の花は雪・2

「ええ〜思い出しちゃったんですよね〜夜のドライブをしながら…」

それって、危なくないか…?

「たまに寝ながらしゃべってて、ちょっと危ない曲面もありましたがね〜」

自分、乗ってなくて良かった…まさに死のドライブだ…

「陰謀…が、あったんですか?」

「あったんですね〜」

お茶を口にしながら、のほほんと先生は答えた。

「…自分はまだ、その辺は思い出してないので…」

「そうですか〜?ロイズには有無を言わせず、真相を聞かせましたから、そのうち思い出すと思いますよ〜?」

何だかロイズが気の毒になってきた…有無を言わせずって…

「ほほほ…私も全ては分からないんですよ〜?今でもね…なぜ、王家は暗殺されなければならなかったのか…しかも身内にね〜?」

マンゴープリンを食べながら、先生は何でもない事のように言った。

「…それって、核心じゃないですか?」

「核心中の核心ですね〜それから、エノク…あなたの師匠が何をしようとしていたのかも、思い出しましたよ〜?」