海の花は雪・2

怖いもの知らず…いや、さすが前世はルド…

「…そういう事なら、行くしかないな…」

「ご理解頂けて嬉しいですね〜実はあなたには、イースの記憶を思い出して頂きたい理由が、いくつかありましてね〜?」

「あ〜あの地下通路のスピードの調整とか?」

ハル君が言うと、深谷少年も呟いた。

「…図書館の出入り口の修理と、外気の間の緊急脱出システムの調整…」

おぉ…と納得の声が上がった。

「…何だそれは…私にそんな物、直せる訳ないだろう…」

坂神さんが、けげんな顔をした。

「ほほほ…宮殿行きが楽しみですね〜」

先生は楽しげに微笑むと、ある日にちを指さした。

「この日なんて、どうですか?皆さん」

「あ、大丈夫。オレも参加するよ」

「自分も大丈夫です…」

「私はもちろん、大丈夫です」

「僕は、何があっても参加します!」

「…了解した」

最後に坂神さんが了承すると、全員参加が決定した。

「では、9月の第3日曜日という事で…時間はそうですね〜朝の9時でよろしいですか〜?」

全員が同意した。