海の花は雪・2

「皆さん、いつがよろしいですかね?私はこの辺、ふさがっているんですけど…」

そう言って、ペンで×を付けた。

「やっぱ、日曜日か祝日でしょ?9月はけっこ〜休みがあるね〜」

ハル君もカレンダーをのぞくと、赤い数字を指差した。

「私は、いつでも大丈夫ですよ」

高田さんも楽しげに、カレンダーをのぞき込む。

「…自分はここ×です…というか、全員参加ですか?」

深谷少年が、たずねた。

「ふふふ…あなたは強制参加ですね〜優秀な魔法士ですから、私に何かあった時はよろしくお願いしますね〜?」

「先生…一応、今は小学生ですから、あんまり重荷を背負わせないで下さい…」

「ほほほ〜そうでしたね〜」

この二人のやり取り、今も昔も変わらないな〜

そう言えばロイズって、子供の頃からルドにこき使われていたっけなぁ〜

「僕は、この日以外でしたら、はってでも来ますよ」

自分はカレンダーに一つだけ×を付けると、言い切った。

「では、この日にしましょうかね〜?皆さん異存は?」