海の花は雪・2

「…僕は子供の頃から、不思議な夢を良く見ていましてね〜?そのほとんどが海の中なんで、面白くて夢日記を付けていたのが始まりですね〜」

「へ〜そうだったんですか〜」

「そうなんだよ、ハル君。僕もね〜何もこの夢が前世の記憶だなんて、思ってなかった訳よ〜だって、映画みたいに色々な人目線で話が進んでいったり、ふかんして場面を見たり出来てさ〜まさか本当にあった事なんて思わないでしょ?しかも海底の王国だし…」

「そうですね〜」

「大人になってさ〜ある程度、夢の内容がつながってきて、いつか物語りに起こしたいな〜って思ってたら、ちょうど話がきて、んじゃ書いてみますか〜って…」

軽い感じで話し終えると、坂神さんにすごくにらまれてしまった。

「…つまり夢だと思っていた内容が前世の記憶で、しかも人様の視点ものぞき放題…だと?」

「え?うん…そうだけど、何か問題でも?」

心臓が冷やりとしながら答えた。

「あ〜坂神さん、詳しい内容はこの本参照ですよ〜?」

と言って先生が、 さっき僕が引っ込めた本を坂神さんに手渡した。