海の花は雪・2

「あ〜高田さん、笑ってますよ〜」

「あ〜本当だ何か幸せそう」

私をのぞき込む気配がして、ちょっとくすぐったいです…

「私は仕事に戻りますが、あなた方はどうするのですか?」

「オレ達も少し休んだら、帰りますよ」

「さすがにはしゃぎ過ぎたね〜ははは…深谷君は、ぜんぜん疲れてないみたいだけど〜」

「…そうでもないです」

「あ、修子ちゃん、オレも行くわ〜コレ返しに行かなくちゃ…」

誰かが立ち上がる気配がして、先生と一緒に部屋を出て行きました。

残った二人の一人が、

「高田さ〜ん、シャワーお借りしますね〜?」

ああ、山形さんですね…どうぞどうぞ…

私は心の中で返事をしました。

しばらくすると、風呂場から聞こえてくるシャワーの音と、少し離れた所に座る深谷君の静かな気配に、私はひどく安心して、心地良い眠りに落ちていきました…