海の花は雪・2

「は…ははは、そうなんですか〜?はは…は…」

さすがの山形さんも、反省ムードがただよい始める…

「木をゆすってみては?」

高田さんの提案で木をゆすってみたが、地球はびくともせず、落ちて来る様子はない…

「困りましたね…あ〜そうだ♪深谷君、取って来てあげてはいかがですか?」

修子ちゃんが言うと、ろこつに眉をしかめて深谷君が反論した。

「…先生、人目があるんですけど…」

「大丈夫ですよ〜うっかり見ちゃった人も、自分の目を疑うばかりでしょうから〜」

ほほほ…と口元を手で押さえて笑う姿は可愛らしくもあり、ナゼかゾッとするものを感じるのは気のせいだろうか…

「え?でもさっき深谷君、木登り出来ないって…」

「そこまで言い切るのなら、先生がやって下さい…」

「え〜?やですよ面倒くさい…いえ、暑いですし…」

山形さんを無視して二人は、けん制し合っている…

「先生も木登り出来るんですか?」

山形さんが意外そうに、修子ちゃんを見た。