海の花は雪・2

「お疲れ様です」

修子ちゃんが、まったりと紙コップに入ったお茶を飲みながら迎えてくれた。

「ありがとうございます、皆さん…お疲れ様でした」

高田さんは持って来た荷物を受け取ると、準備を始めた。

「先生、コレ…」

深谷君が木刀を修子ちゃんに渡す姿が、微笑ましい…

全員で準備にかかると、バーベキューパーティーが始まった。



「あ〜こげちゃった〜」

山形さんがこげたピーマンを、はじにどけていく…

「ええ、そうですね」

高田さんは紙皿に野菜を取りながら言った。

「これいい肉ですね〜高田さん、美味しいです」

自分で焼いた肉を食べながら深谷君を見ると、こげた肉や野菜を皿に乗せている所だった。

「深谷君…こう言っては何ですが、胃がんになっちゃいますよ〜?」

「…」

「修子ちゃん、違うって〜深谷君はスペースを作ってくれてるんだよね〜?」

そう言うと、深谷君が小さくうなずいた。

「ほほほ…どうもこのメンバーの中に、焼肉奉行はいないようですね〜」