海の花は雪・2

「そう言えばロイズもその辺、うとかったな〜モテるクセにさ…一筋っていうのも問題あるかもね〜ハル君」

「え、オレにふるんですか?」

「え〜?だってその辺、器用でしょ?君…」

「いやいや、やだな〜人聞きの悪い…見てきたみたいに言わないで下さいよ〜」

「じゃあ今度、先生に聞いてみるね〜」

「ははは…そろそろこの話、終わりにしませんか〜?」

山形さんにバーベキューセットを持たせ、自分はスイカを持ち、木刀を深谷君に渡すとトランクを勢い良く閉じてキーをかけた。

「あ〜重いんだけどハル君、コレ!」

「年功序列です、上役は重い荷を背負う責任がありますからね」

「そっか〜って、上手い事言ってるけど、意味違うから!」

「ははは…冗談ですよ、冗談…上の持ちますから」

「優しい、ハル君…本当、男にしとくのもったいないわ〜」

そんなやり取りをしながら歩いていると、修子ちゃんと高田さんがピクニックシートを広げて、一休みしている所にたどり着いていた。