先生がじっくりと画像をチェックした後で、こう言った。

「これは違いますね〜ほほほ…」

「え?!そうなんですか?」

「はい、残念ながら…高田さんと深谷君はどう思われますか?」

高田さんは渡されたデジカメをジッと見つめると、深谷少年にカメラを渡し、

「…私も違うような…気がします」

と答えた。

「え〜?」

僕とハル君の、落胆を隠せない声がハモった。

「今日はムダ足かぁ〜」

僕がそう言うと、先生がフォローするように、撮って来た画像をチェックしながら言った。

「いいえ〜ぜんぜんムダ足ではないと思いますよ?いろいろ撮って来て頂いたものに、面白いものが撮れていますしね〜?それに、これだけ破損がヒドイと、一発で見つけるのは困難ですし…今日は時間も短かったですし、下見の重要性が分かって良かったじゃありませんか…ね〜?深谷君」

先生は優しくそう言った後、ナゼか深谷少年に同意を求めた。

「…そうですね…」

深谷少年は眉をしかめると答えた…?