海の花は雪・2

「…で?」

言葉短めに深谷君が、質問してきました。

「で、今回はですね〜あれじゃないですかね〜?」

「…あれ?」

「そうです、あれですよ〜あれ」

「ああ、あれですか…」

「ええ〜あれと言ったら、あれですよね〜ほほほ」

「すみません…あれってなんですか?」

「あれと言ったら、イコール、浄化ですよね〜?」

「は?」

「だから浄化ですよ〜浄化〜」

「…申し訳ないのですが、もう少しかみくだいて…」

ひたいにに手を当てると、深谷君が目を閉じてしまいました。

「そうですね〜小学生を引き回しては申し訳ないので、そろそろ核心をお話しましょうかね〜?」

ガクリとうなだれた深谷君が、無言でうなずきました。

「簡単に言うと、海底の浄化です…まだ完全には浄化されていないのでしょうね〜」

「…それは」

「ええ〜ですから海底に帰る前に、私達に海を浄化しろ…と、いう事ではないですかね〜?」

最近考えていた事を口にしてみると、自分の考えが真実に近い気がしてきました。