「なぁ~、吉見」 「ん、なにー?」 「今日さ~…」 ドンッー 「痛って!んだよ智也~っ」 「智…也?」 「こいつに簡単な気持ちで近づかないでくれる?」 「あっ、もしかして智也さー」 と俺のダチが近寄ってきて そして俺にこう耳打ちした ─────お前も吉見みたいな胸でかい奴狙い? 「……………」 そう言われた瞬間 俺の中で何かが切れる音がした