「それで?凛は今玲先輩の所にいるのー?」



「う、うん…」



教室の前で立ち話もなんだから、と授業をサボり空き教室で話すことにした



私たち。



これまでの流れを、美麗にざっと説明すると、驚きながらも理解してくれ



た。



しかし改めて話してみると、本当に夢なんじゃないかとバカな考えが過る。



’’ 現実 ’’ だと、もう何度も思いしらされたのに。