了承の言葉を言った途端これでもかというほど盛り上がる美麗。



…うん、平和だ。



「あのねあのねー!そこのバイキング、チーズタルトがすっごく美味しいん



だってー!それにそれに!凛の好きなイチゴのケーキもいっぱいあるんだ



よぉー!あとはね……」



炸裂するケーキトークを聞き流しながらも、私の好みを知っててくれていた



ところとか、一緒に行きたいと思ってくれていたことに嬉しさが沸いてく



る。



楽しそうに話す美麗につられて私も笑っていると。



「凛ー?何笑ってるのー?」



私の顔を覗き込んでくる美麗。



「やー?普通に、嬉しいなぁと思って」



素直な気持ちを口にすれば、満足そうに微笑む美麗。