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ミサキという名前の女は、直ぐに頻繁に顔を出すようになった。
「ちょっと、何なのよ、あの女は。」
納品だけを担当するようになっていた葉月は、モノを燈真に渡すと、一番ステージ側のスツールに座るミサキを後ろから睨みつける。
「んー?まぁ、気にすんなよ。」
闘争心剥き出しのギラギラした妹を見もせずに、燈真は適当な相槌を打つ。
空生に異常に執着するようになっていた葉月は、空生の周囲にはびこる女たちを全て敵視していた。
といっても、その葉月すら、空生の名前を知ることは無く。
アオの名は、俺と燈真の間でもタブーになっていた。
「ちょっと!!ちゃんと教えてよ!!」
葉月は、空生の本業を知らない。
だが、俺と同じで鼻の利く奴だから、なんとなくはわかるらしい。
だから、いつもの種類の女なら、ここまではしつこくしない。
空生が嫌がることを知っているからだ。
「大丈夫だって、葉月。相手にゃされねー人種だからよ。」
安心させるように俺が言うと、葉月は今度は俺をぎっと睨みつけ。
「うっさいニワトリ!」
と毒吐いて、怒りを露わにしたまま、クラブを出て行った。
ミサキという名前の女は、直ぐに頻繁に顔を出すようになった。
「ちょっと、何なのよ、あの女は。」
納品だけを担当するようになっていた葉月は、モノを燈真に渡すと、一番ステージ側のスツールに座るミサキを後ろから睨みつける。
「んー?まぁ、気にすんなよ。」
闘争心剥き出しのギラギラした妹を見もせずに、燈真は適当な相槌を打つ。
空生に異常に執着するようになっていた葉月は、空生の周囲にはびこる女たちを全て敵視していた。
といっても、その葉月すら、空生の名前を知ることは無く。
アオの名は、俺と燈真の間でもタブーになっていた。
「ちょっと!!ちゃんと教えてよ!!」
葉月は、空生の本業を知らない。
だが、俺と同じで鼻の利く奴だから、なんとなくはわかるらしい。
だから、いつもの種類の女なら、ここまではしつこくしない。
空生が嫌がることを知っているからだ。
「大丈夫だって、葉月。相手にゃされねー人種だからよ。」
安心させるように俺が言うと、葉月は今度は俺をぎっと睨みつけ。
「うっさいニワトリ!」
と毒吐いて、怒りを露わにしたまま、クラブを出て行った。


