藤代くんとは、月曜の夜、飲み会で話したきりだ。
中堀さんのことでぺしゃんこになっていた私は、はっきり言ってそれ所じゃなくて、今の今まで記憶の隅に追いやられていた。
―『あのさ。俺で良かったら、いつでも…胸貸すから。』
なんで忘れてたんだろう?!
そして、どうして今やけにはっきりと思い出すんだろう?!
「昨日、具合悪かったの?一次会で帰ったのも、それ?だとしたらごめんな。なんか無理矢理出させたみたいで。」
藤代くんは、私を労わるような顔をしてお門違いに謝ってくる。
多分、一次会で帰った次の日、会社に遅刻して、その上定時でそそくさと帰ったから勘違いしてるんだと思う。
どうしよう。
全然違うのに。
「藤代、違うから。花音が悪いだけだから。自業自得だから。」
「!!!ちょっと!憲子!」
脇から憲子が、平べったい目をして畳み掛けるように藤代くんに否定する。
中堀さんのことでぺしゃんこになっていた私は、はっきり言ってそれ所じゃなくて、今の今まで記憶の隅に追いやられていた。
―『あのさ。俺で良かったら、いつでも…胸貸すから。』
なんで忘れてたんだろう?!
そして、どうして今やけにはっきりと思い出すんだろう?!
「昨日、具合悪かったの?一次会で帰ったのも、それ?だとしたらごめんな。なんか無理矢理出させたみたいで。」
藤代くんは、私を労わるような顔をしてお門違いに謝ってくる。
多分、一次会で帰った次の日、会社に遅刻して、その上定時でそそくさと帰ったから勘違いしてるんだと思う。
どうしよう。
全然違うのに。
「藤代、違うから。花音が悪いだけだから。自業自得だから。」
「!!!ちょっと!憲子!」
脇から憲子が、平べったい目をして畳み掛けるように藤代くんに否定する。


