詐欺師の恋


誰かのことを。





もっと知りたいと願うのは。






初めてのことだった。





なんでだろう。


今までの他の女と何が違う?





問いかけても。



答えなんて見つからないけど。





ただ。




あんたが居るということが。



俺を想って並べるあんたの不器用な言葉が。




眠れない夜に、唯一俺を眠らせてくれる薬のように作用する。




空の青が綺麗にこの目に映るのも。




苦手な夜明けの時間が少しだけ我慢できるようになったのも。





自分の髪の色を許せるようになったのも。





ただ、会いたいとこんなに思うのも。





全部。




やっぱり初めてで。






正直、少し、戸惑うよ。