「昔の俺は忘れろ。」 そう言って立ち去っていく蓮。 「蓮っ!待って...っ!」 遠ざかっていく大きな背中は 懐かしくて、愛しくて、切なくて どこか寂しげで 涙がこぼれた。 蓮は、あたしの言葉に振り向かずに 行ってしまった。 「うわぁぁぁぁぁん!」 あたしはその場に泣き崩れた。 あの日から泣いたことなんて 一度もなかったのに 。 あたしに忘れろと冷たく 言い残した君。 あの頃とは別人の君。 でも、まだ心は君を求めてる。