しばらくの間、立ちつくしていると
「明日香、かーえろ」
唯があたしの肩を叩いた。
「うん、帰ろ」
あたしと唯は肩を並べ学校を出た。
唯と別れて家に着くと
速攻で自分の部屋のベットに寝転んだ。
「なんか疲れたなぁ...。」
コンコンッー
雑誌を読もうと本棚に
手を伸ばしたら部屋のドアが開いた。
「明日香ちゃん、ちょっと
お母さんと彩と出かけてくるよ。」
お父さん...。
「うん、行ってらっしゃい。」
そう返事をすると、お父さんは
微笑んでドアを閉めた。
どうせ夜ご飯も食べてくるんだろう。
ママも彩ばっかり可愛がってる。
彩は、まだ小学生の妹。
外で車が発車する音が聞こえた。
「夕飯どーしようかな..」
あたしは唯に電話した。
