LoVendoЯ~あの日の約束~







「お前 誰?」

ーえ....?

「蓮、あたしだよ!明日香だよ!
10年前約束したじゃん!」



「そんな約束した覚えねーけど」



う、そ....
蓮じゃないの...?


やっと見つけたと思ったのに。


「ごめん、人違いだった...」

そうだよね、蓮なわけないよね。



だって···ー苗字が違うんだもん。


新入生代表の挨拶の時に疑問に
思ったのはこのこと。




また...振り出しか。



落ち込んだ私を気遣ってか、唯が


「ま、せっかく同じクラスに
なったんだから仲良くしようよ!」


そうだ、切り替えよう。

「さっきはごめん。あたしの名前は
伊藤 明日香。よろしくね!」


「倉持 蓮。...よろしく。」


そう言うと蓮はあたしの隣の席に
座り、黙ってしまった。


初対面の人に突然あんなこと言われたら
流石に引くよね...。



...嫌われちゃったかな


「あー、こいつ昔っから
こうゆう性格だから気にしないで!」


木下くんが雰囲気を明るくしてくれた。



それから、あたしたちは
それぞれの席に座った。


唯と木下くんはすっかり意気投合
しちゃってるし...。



木下くんみたいなチャラチャラした
人は少し苦手。


でも唯は人を見た目で判断しない性格。



だから誰とでも仲良くなれちゃうんだよね




唯の、そうゆうとこは本当に尊敬する




あたしは人見知りだし、自分の意見
伝えること苦手だし
あたしの取り柄ってどこだろう...