LoVendoЯ~あの日の約束~







入学式が終わり私達は席で
蓮のことについて話していた。




「ねぇ唯...。どう思う?」
「うーん、本人じゃない?」

「何組なのかなぁ...」


2人で悩んでいると
「ねぇねぇ、ここの席空いてる?」

唯の隣の席に誰かが来た。

茶髪で耳にはピアス。いかにも
不良です。って感じの男子...。




唯、断って...!
あたしは両手をギュッと握り締めた





「あー、うん。別にいーよ」


って、ええええ?!唯さん?!


「サンキュ!俺 、木下 翔。よろしくな!」

「立花 唯。よろしく」

あら、自己紹介までしちゃって





あたしが放心状態で固まっていると
「そっちの子は?」

金髪くんに話しかけられた。


やばい...!ここは無難に行こう





「伊藤 明日香です。」

「明日香...?」

あたしの名前を聞いた瞬間、彼は
驚いたような顔をした。




「あの...どうかしました?」
「あ、いや...。なんでもねえ。」


「もしかして...」
どこかで会ったことあります?
って聞こうとしたら


「あっ!おい、蓮!こっちこっち」

木下くんが誰かを手招きしてる。


蓮って、まさか...。


あたしは入口のほうを振り返った。


そこには...
「蓮...」

彼がいた。

「ほら、お前1番後ろの席好きだろ?」
「あぁ。」




蓮だ..。あの頃に比べてだいぶ
大人っぽくなっているけど



「ねぇ、蓮だよね?あたし明日香だよ!
覚えてる?」




あたしは嬉しくて蓮の手を握った。





約束覚えててくれたんだ...!




でも次の瞬間、あたしは
地獄に突き落とされる。