「もう!お母さん! 何で起こしてくれなかったの!」 ミディアムの黒髪を軽く巻きながら お母さんに文句を言う。 「明日からは自分一人で起きるからいいー って言ったのは奈歩でしょー? ほら、ごちゃごちゃ言ってないで ちゃっちゃっと朝ごはん食べなさい!」 「無理無理!ご飯食べてる余裕ない! いってきます!」 そう言うと私は鞄を持って 急いで家を出た。 後ろでお母さんが 髪巻く余裕があるならご飯食べなさーい って叫んでたのはきっと空耳だ。