猫ちゃん先生とインスタント魔女

 しかし、唯一変わっているのは少女の担任である豊田で、行動がずっと挙動不審。
「あ、あ〜あ。えっと・・・だな」
「・・・・・」
 互いに第一声が見つからないのか、その後しばらく沈黙が続く。
 しかも、周りには何故か今日に限って生徒が廊下で盛り上がっていて、帰る様子がない。
 やっぱりちゃんと聞かないと。
 真正面を向いた少女は勇気を振り絞って口を開こうとすると、それを遮るかのように豊田が口を開いた。
「猫ってバレちゃったか〜」
「え?」
「なあオイラの姿、猫に見えるんだろう?」
「は、はぁ・・・」
「やっぱりか。常に変な目線を感じていたのはそのせいか〜」
「あ、あの〜」
「何だ?」