「私が猫ちゃん先生の忠告を無視したのに、結局助けてもらって・・・」
「なんだそんなことか」
「で、でも・・・」
「まあいいんじゃないか失敗して。オイラのおかげで一つ利口になった。それを次にどう活かすからお前次第だからな」
「・・・うん!!」
「ほら、さっさと行くぞ」
 その後ふたりはお花畑に戻り、更に少し奥に隠されているようにあったトンネルをくぐり、人間界へと帰ったのであった。