猫ちゃん先生とインスタント魔女

 私が冷やかされたことは?
 そう少女は大声をあげたかったのだが、やはり口ごもってしまい、その会話はそこで終了。
「じゃあ校門で待っているね」
 葵は先に教室を出て、少女も少し遅れて理科準備室へと足を運んだ。



 理科準備室に着いた少女の目に飛び込んできたのは、ソワソワ落ち着きのない豊田がそこに。
「と、豊田先生」
「お、来たか。とりあえず中に入れ」
「は、はい」
 辺りをキョロキョロしながら豊田は理科準備室に入り、少女はそんな豊田の行動に疑いの眼差しを向けていた。
 失礼します。
 理科準備室には骨の模型や怪しい薬品やフラスコなどの道具が綺麗に整列されており、理科準備室としては特に変わったところはない。