猫ちゃん先生とインスタント魔女

 だが、火はたいした威力はなく、巨大な何かと離れすぎているのか、火を発射しても途中で消滅した。
 もうーー!全然使えないじゃんこれ。
 と、道具に当たった後、他に使えそうなもの道具はないかとカバンの中を見るとあのマジックハンドが。
「・・・まあやってみるか」
 そのマジックハンドを手にした少女はまずバンディットを救出しようと、巨大な何かの手に狙いを定めた。
 伸びろ、伸びろ、伸びろ!!
 その思いがマジックハンドに通じ、勢いよくバンディットが確保された手のある方へ。
 ボコッ!!!
 しかし、マジックハンドは何故か巨大な何かを攻撃してしまい、不意な攻撃に巨大な何かは手の倒れてしまった。