猫ちゃん先生とインスタント魔女

「これはもう私のさ。渡したお前が悪い」
「勝手に持っていったんでしょう?」
「し、し、知らないねえ〜」
「・・・・・さっきから様子が変ですよ?何かあったんですか?」
「おい、もう面倒だからオイラが倒すぞ」
 しびれを切らせたマタナイの目はキランと光り、不気味な笑顔に。
「待ってよ猫ちゃん先生」
「お前な、どんだけお人好しなんだ?」
「だって同じ女性として・・・」
「いいか?メス同士は常にライバルと思え!!」
「ライバルって・・・」
「私も同感だね」
 何故かマタナイの肩を持つバンディット。
 するとバンディットは持っていた魔法の杖を武器代わりにし、少女とマタナイを威嚇。