猫ちゃん先生とインスタント魔女

「そ、そんなこと言ったって」
「メスはな自分のいいようにウソをつくもんだぞ。特に自分が狙っているオスや物の時はその力が発揮される」
「そ、それは偏見な気が・・・」
「現に物を盗られたいるではないか?それがオスだったと想像してみろ!!」
「・・・・・」
 少女の頭の中に松永友樹が現れ、その松永友樹の前に先ほどの女性が奪い去るイメージが。
 ダメーーーやめてーーー!!
 そう思うと頭の中のイメージはすぐに消え、後に残ったのは不快な気持ちだった。
「わかったか?それよりそいつ他に何か探してなかったか?」
「魔女のナン・・・」
「軟膏か?」
「そうそれ!!それでその軟膏って何?」