猫ちゃん先生とインスタント魔女

「またお前は悪口を。・・・ちょっと待ってろ」
 するとマタナイは少女の店の端に連れ、レジの者に聞こえないよう耳を貸すように命令した。
「アイツを何とか丸め込めてこい」
「わ、私が?何で?」
「そもそもここに立ち寄ったのはお前のためなんだぞ」
「私のため?」
「オイラは念力や超能力があるから何とかなるけど、お前は人間で鈍臭いだろう?」
「鈍臭いは余計だ」
 マタナイの頬をつねった少女。
 マタナイは前足をバタバタさせ、何とかそれを振り払おうと頑張るが、少女のつねりは取れなかった。
「わかったわかった。鈍臭いは訂正する」
「わかればよろしい」
「いてて。それよりお前はそのままでいいのか?」