猫ちゃん先生とインスタント魔女

 そのため、唯一動いているマタナイだけが少女の心の拠り所で、反面そんな自分に腹が立っていた。
 全部こいつが悪いのに〜。
 が、少女は当然そのようなことなど言えるはずもなく、イヤイヤながらも着いて行くハメに。
「おい!」
「は、はい何でしょう?」
「?どうしたんだ当然?」
「あ、その・・・急だったんで」
「まあいい。それより着いたから行儀よくしろよ」
「着いた?」
 目の前にはシルクハットの形をした建物がそこに建っていて、この森に似つかわしくないそれに少女は何故か安堵。
 よし、店の人に事情を話して・・・。
 言いたいことがなかなか言えない少女は、覚悟を決めてその店へと入って行った。