眼鏡女子














「…でも、どうしてあたし?可愛い子はもっと他にいるのに…」



「俺はずっとお前のことしか見てねぇよ。他の女なんか、興味ねぇよ」



「…ずっとってどれくらい?」



「…小学生の頃から」



「えぇ⁉︎そ、そんな前から…⁉︎」



「お前がダサいってからかわれ始めてから思った。俺がお前を守らなきゃって。そしたら、いつの間にかお前のこと好きになってた」



「…あのときはありがとう」



「…なんだよ、今更」



「…そうだよね、今更だよね」



「別に俺は何とも思ってねぇし。…それに、お前の眼鏡外した姿を知ってるのは俺だけだって思ったらなんか嬉しくてさ…」



…紘くん、顔が赤い。
照れてる紘くん、可愛い。
今すごく恥ずかしいよね。
…ありがとう、話してくれて。



「…眼鏡は紘くんの前でしか外せないよ。紘くんしか見せたことないから…」



「…そっか。俺のこと、考えといて」



「…うん」



「…じゃあ、俺風呂入ってくる」



「…う、うん」



そう言って、紘くんはリビングから出て行った。
眼鏡も無事に返された。
…でも、
初日からこんなんじゃあたし、もたないよ…
これからどうなっちゃうの…⁉︎
紘くんのこと、意識しちゃうじゃん…