「い、痛い!!もー圭吾!」
私の頭を容赦なくごっついて来たこいつ、
大河 圭吾(おおかわ けいご)同同じく12歳。

「ははは!今日も叶タは元気だな♪」

「ホントそれよー笑。もうついて行けないわ笑」

彩花と圭吾の総攻撃に合う。

ずるい…二人掛かりはズルすぎる。

「それ褒めてんの?けなしてんの?」

「「けなしてる」」

「お!彩花、ハモったな~♪」

「いぇーい圭吾♪」

なにおう…二人でハイタッチなんかしちゃって…

「もう知らない!」
私はプリプリしながらクラスへ向かおうとした。

ドンッッ______
誰かにぶつかってしまった。
「あ、ご、ごめんなしゃい…」

「ってー…ぶつかってくんなよ…」
偉そうな態度な見た目不良。
だがイケメンの男が目の前にいた…






これが、私と慶との出会いだった________