好きを教えて



「ご……ごめん……」



小さく呟いたあと、太陽は腕を離して
そっぽを向いていた。



「あ、こ、こっちこそ………」



そう言ったあと、私も前を向く。



なんで……



太陽はあんなに顔が赤かったのかな……



恥ずかしいから……?



なんで……



こんなにも…



掴まれた腕が熱いの……?



そのせいで、先生の声なんか耳を通らない



………テスト前なのに…。



前に座る背中を見ながら、



ただただ、後ろの太陽の表情を考えてた。