特別なお客さん。〜あなたとの距離〜

「お疲れ様!」

「お疲れ様です。」

一緒に入っていた子と自転車置き場で別れ、私は自分の自転車に鍵を差し込む。


今日はすごく幸せに感じた一日だったな。

自分から話しかけることができたし(商品のことを聞いただけだけど。笑)、買いに来てくれて、更に食パンスライスまで頼まれて私がして、いつもより長かったし…。

なんだかいい夢が見れそうだよ…。



そう思いながら自転車に乗ろうとしたときだった。


前から歩いてきた人……

「あ!」
「あ。」


私は目を大きく見開いてしまった。

動きが止まる。




ま、まさか…帰りにまで会えるなんて…。