特別なお客さん。〜あなたとの距離〜

「俺で良ければ教えるよ。一応経済とか大学で勉強してたし、知ってることもあったから。」


そんな嬉しいことをサラッと言うなんて!!


思わず目をぱちくり。


「いいの?」

「いいよ?で、一緒に合格しよ!」



”一緒”に…



「う、うん!!」

自分で言うのも変かもしれないけど、満面の笑みで私は返事をした。

そしたら、大原くんもいつものように、ニコっと笑ってくれた。

この笑顔が好き。


「お待たせ致しました!」

すると料理が運び込まれた。



「美味しそ〜!写真、写真!」

ご飯食べに行ったらつい料理を写真に撮る私。

何枚か撮る。

目の前に座る大原くんの分も映るように撮ったり…。


「なんか女子って料理撮ったりするの好きそうなイメージ。」

「うん、たしかに!なんでかわかんないけど、撮っちゃうんだよね。あー、美味しそう!食べよ!」

「うん。」

「「いただきます!」」