特別なお客さん。〜あなたとの距離〜

「お疲れ様です!」

「お疲れ様!」


美咲ちゃんと別れ、私は駐輪場を見渡した。


ここにはいないのかな…。

それか、まだ終わってないのかな…。


きょろきょろする私。

なんだか変な子に見られてそうだけど。



「あ、俺の方が遅かった…。」

と、後ろから聞こえた声。

「あ!」

すぐ振り向く私。


「お疲れ様…。」

「お疲れ様!ここじゃ寒いしさ、中のベンチにでも座ろ。」

「あ、そうだね…。」

11月といえども、もう寒い。
大原くんについて、ベンチへと移動した。