『…違うー! 空は可愛いのっ!』



大きな声で言う美優ちゃん。



可愛いい?



あたしが?



いやいや、断然美優ちゃんの方が可愛いし…『こんなあたしが可愛いって言うならこの世終わってるよー!』




『…無自覚! まぁもぅいいや!』


諦めたように言った美優ちゃんは早く帰ろっ!って言いながらスタスタと歩いていった。