~数日後~


「私、春斗クンの事好きです」



私は春斗クンに思いを伝えていた

心臓がはちきれそうなくらい
顔は絶対真っ赤だろう....


「ありがとう
でも俺彼女いるからさ....」

うん。知ってるよ。


「うん。でも気持ち、伝えたかった」

「そっか。ありがと....

俺さ..綾子の事ホントに大事に思ってる
だから....「いいよ!!」」


私はその後が聞きたくなかった。

「春斗クンがどんだけ綾子チャンの事好きか
だいたいわかるよ....」

「涼花チャンの気持ち答えられなくて
ごめんね。ありがと。」

ありがとうなんていわないで


むしろ迷惑かけちゃっただけなのに…



涙がとまらない

最初からフラれる覚悟はしていた

けど涙がとまらない。


でも私は思いを伝えたことに悔いなんて
1つもないよ。