ね、私はどうしたらいい?
別れたくなんてないよ・・・。
拓真はどうしてほしい?
本音をいえば、誰かに愛想をふりまく拓真はきらい
自分だけを見てくれない彼がきらい
でも、
笑う君は、それ以上にすきだ
授業が終わり拓真と一緒にかえる時間になった
なんとなく、いやな予感がする
何も起こらないで。
そう願いながら校門を出ようとしたけど
そんな願いはかなわなかった。
「拓真君。」
「どうしたの?朱音ちゃん」
きかないで、はなさないで・・・・。
「昨日いってた付き合おうってはなし。」
「うん。」
「受けようとおもうの。」
「へ?」
「だから付き合おうってこと。」
拓真はわたしの顔をみた。

